生活

デザイナー・プログラマーのための腰痛対策

2020/10/09

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私の腰痛遍歴

職業柄(WEBデザイナー/エンジニア)私はひどい腰痛持ちです。これまで仕事中に2回ほど腰痛(椎間板ヘルニア)で動けなくなり、そのまま救急車で運ばれ入院したことがあります。1度目の入院は約2週間、2回目の入院は1か月弱入院しました。

倒れる直前の状況はどちらも、1か月近く忙しい状況が続いて連日徹夜、休日出勤が続いて、睡眠も会社の椅子か床に寝袋敷いて寝るかみたいな状況でした。疲れがピークになったのか、特にこれと言った原因なく急激に腰が痛くなって動けなりそのまま入院という感じでした。

それ以来、特に2度目の入院以来、慢性的な腰痛持ちになってしまいました。

腰痛持ちのデザイナーやプログラマーはかなり多いと思います。周りの同業者にもたくさん腰痛持ちはいます。職業病みたいな感じでしょうか。多分一日中座っているの良くないのでしょう。

「腰痛なんて若いから自分には関係ない」っていう人や、「たまに腰が痛いときがあるけど2、3日我慢したら大丈夫」みたいな人こそ、ちゃんと腰痛のケアしたほうがいいと思います。自分みたいに慢性的な腰痛持ちになると、仕事や日常生活にかなり支障が出てきます。

今現在、自分はフリーランスとして自宅で仕事をしていて、会社員の頃のような無茶苦茶なスケジュールにならないように調整できるので、連日徹夜で床で寝るみたいなことはありません。それに、自宅なので自分なりにいろいろと腰痛対策をしています。

最近はリモートワークで自宅で仕事をしている方も多いと思います。デスクワークが多くなって体を動かすことが少なくなっているかもしれません。会社ではなかなか難しい、自宅だからこそできる腰痛対策をしっかり行って、腰痛予防することをお勧めします。

私なりの自宅での腰痛対策をご紹介します。

椅子にはこだわったほうがイイ

イトーキの「スピーナ」

椅子にはちゃんとお金をかけた方がいいと思います。私のような職業の人は1日の中でイスに座っている時間が最も長いかもしれません。だからこそ、本当に自分に合った椅子を、多少金額が高くても使うべきだと思います。自分はイトーキの「スピーナ」という椅子を使っています。価格も約10万と決して安くはない値段ですが、日中はほぼ椅子の上にいるわけですし、長く使うものなので値段相応の価値は十分あると思います。

スピーナの特徴として、背もたれのちょうど腰のあたりがふくらんでいるのですが、そのふくらみが自分的には姿勢をキープしやすく気に入っています。

自分に合う椅子を探す

オフィスチェアで有名なのがハーマンミラー社の「アーロンチェアー」だと思います。会社員時代、会社の椅子がアーロンチェアーだったのですが、自分的には「アーロンチェアー」より「スピーナ」の方がしっくりきています。椅子との相性は本当に個人差が出るところだと思います。

椅子を買う時は実際に座って試してみることをお勧めします。私も「スピーナ」を購入する際、色々と家具屋を回って試しました。都内ですが、有名どころだと新宿の大塚家具や、各メーカー毎にショールームを設けているので、実際に行ってみて試してみるといいでしょう。

余談ですが、1~2万ぐらいで買える「アーロンチェアー」風の椅子がありますが、私的にはお勧めできません。会社で「アーロンチェアー」風のイスを使っていた時がありましたが、2年ぐらいで背もたれが折れてダメになってしまいました。安い「アーロンチェアー」風のイスが全部ダメと言うわけではないと思いますが、なるべくだったらちゃんとお金をかけた方がいいと思います。座り心地も本物の「アーロンチェアー」と「アーロンチェアー」風ではだいぶ違いました。自分に合わない椅子に座り続けると、私の経験上余計に腰痛が悪化するような気がします。

≫ IDC OTSUKA 新宿ショールーム

≫ ITOKIショールーム

≫ハーマンミラーショールーム

≫ OKAMURAショールーム

机をスタンディングデスクにしてみた

まだ使って半年ぐらいしか使っていませんが、IKEAのスタンディングデスク「SKARSTA スカルスタ」を使っています。細かいレビューは別の記事で書いていますが、結論だけ言うと腰痛持ちの方にはオススメです。

自分はあまりスタンディング状態で仕事するという事はありません。ただスタンディングデスクは、机の高さを細かく調整できます。机が高すぎても、低すぎても長時間座っていると自分は姿勢がだんだん悪くなっていくので、自分にとって最適な高さに調整できるのは有難いです。

気分転換にたまに立って仕事をするとリフレッシュでき、健康面でも精神面でもいいと思います。

≫ 腰痛持ちデザイナーがIKEAのスタンディングデスク「SKARSTA スカルスタ」を使ってみた【レビュー】

クッションなんかも利用してみる

腰痛持ちの方は椅子にクッションを敷いている方が多いと思います。自分もこれまで色々と試してみました。低反発のものや姿勢を維持できるクッションとか色々と試した結果、今は「ゲルクッション」に落ち着ています。

自分の使い方としては常にクッションを敷いているのではなくて、ちょっと座っているのが辛いなと言う時に使っています。基本的に自分は座っているとクッションが徐々にづれていく感覚がイヤであまりクッションを使わないのですが、「ゲルクッション」だと重さもあり比較的づれにくい感じがしていいかなと思っています。また通気性が良いのか夏場でも蒸れずらくて不快感がないところが気に入っています。もちろん座り心地も悪くないと思います。

長時間椅子に座らない

長時間椅子に座り続ける日が続いて肉体的に疲れてくると、座っている時の姿勢が悪くなっていって、そのまま座り続けると腰が痛くなる、というのが自分の腰痛が発症するよくあるパターンです。

腰痛予防としてなるべく椅子に座らないようにしています。とは言っても基本デスクワークなので座らないと仕事になりません。なので、なるべく椅子に座らなくても仕事ができるようにしています。スタンディングデスクもそういった理由から購入しました。

資料を見たり、ネットで調べものする時は基本寝っ転がって「iPad」で見ています。電話する時はだいたい立ち上がって部屋の中をウロウロしながら電話しています。キーボード、マウスを使ってデザイン、コーディングなどの作業する時のみ椅子に座って作業して、それ以外は横になるか立ちながら作業しています。

とはいえ作業の大半はキーボード、マウスを使ってデザイン(コーディング)なので、なるべく1時間おきに椅子から立ち上がって体を少しでも動かすようにしています。

会社勤めしている人は「寝っ転がって仕事をする」なんて無理だと思いますが、なるべく定期的にイスから立ち上がったりした方が良いと思います。自分も会社勤めの頃は何時間でも椅子に座り続けているタイプだったのですが、いま思うとそれが良くなかったのではと思っています。

以上、色々と自分なりの腰痛対策をご紹介してきました。腰痛持ちの方はもちろん、たまに腰の痛みを感じる程度の方にも、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。


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