「WebデザインやUnityをやってみたいけど、どんなPCを買っていいか分からない。」
「どれくらいのスペックが必要なの?」
「クリエイターが使うパソコンって高いんでしょ。」
と思っている方は結構多いと思います。
私もPCを買い替えるときに、同業者はどれくらいのスペックのPCを使っているのか、気になります。
そのような方に少しでも参考になればと思い、Webデザインを本業としながら、Unityでアプリを作っている私のパソコンのスペックを書こうと思います。
▼【2022年8月 更新】 新しいパソコンを購入しました。▼
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【2022】クリエイターのパソコンのスペックはどれくらい?【Webデザイン/Unity/Blender】
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今使っているパソコン
私は今メインでWindowsを使っているので、Windowsのデスクトップマシンについて書いていきます。
Macの場合、あまり選択肢はないので、どれを購入するかはそれ程迷わないと思います。しかし、Windowsとなると、メーカーも沢山あるしパーツ毎に選ぶことも可能なので、かなり迷うと思います。
私が今使っているPCは『サイコム』という所でBTOでつくりました。BTOとは「Build To Order」の略で、CPUやメモリ、HDDなど好みでカスタマイズする受注生産のことを言います。
もしWeb制作や、デザイン、Unityなどのクリエイティブ系のことをやりたかったら、市販の完成品のPCではなくBTOで組み上げたほうが良いと思います。そのほうが、コスパ的にもお得だと思います。
私のパソコンのスペック
CPU | AMD Ryzen 5 1600 [3.2GHz/6Core/TDP65W] |
マザーボード | ASRock AB350M Pro4 [AMD B350 chipset] |
メモリ | 16GB[8GB*2枚] DDR4 PC4-19200 |
HDD-1 | TOSHIBA DT01ACA100 [1TB 7200rpm 32MB] |
HDD-2 | TOSHIBA DT01ACA100 [1TB 7200rpm 32MB] |
グラフィックボード | GeForce GTX1060 6GB GIGABYTE製 GV-N1060IXOC-6GD [DVI*2/HDMI/DisplayPort] |
電源 | Antec NeoECO NE650C [650W/80PLUS Bronze] |
購入時のメモリは16Gでしたが、後にメモリをamazonで別途購入してトータル32Gにしています。その追加分のメモリを含めて、合計138,650円でした。(マウスやキーボードなどの付属品なし、DVDスーパーマルチドライブ、カードリーダー追加)
約3年前(2017年9月)に買ったものになります。CPUやGPUも当時としては最上級でないにしても、ソコソコのスペックだったと思います。中の上、上の下ぐらいと言ったところでしょうか。
2020年最新版のCPU性能比較表です(デスクトップ用)。 現在の主要なCPUに加え、以前主要だったCPUも掲載しています。 記事更新時点での価格.comやAmazonでの最安値価格も掲載しています。
【2020年6月更新】GPU(グラフィックボード・ビデオカード)性能比較ベンチマークテスト|ドスパラ公式通販サイトMaximize SurveyClose SurveyMinimize Survey
グラフィックボード・ビデオカードの性能をGeForceシリーズ、Radeonシリーズ、内蔵GPU別にグラフでわかりやすく掲載した性能比較ページです。ビデオカード買換えの前に今お使いのものと最新のものとの比較にも役立ちます。最終更新2020年6月
主な作業内容
PCの使用状況というか、私のよくある業務状況ですが、Chromeで複数のタブを開きながら、AdobeXDでファイルを開いて、PhotoShopでデザインをします。さらに、場合によってはイラストレーターやパワーポイントを開きながらの作業となります。PhotoShopのデータも重いときは2ギガ以上いくときもあります。
今のところ、それだけの作業してもそれほどPCのスペック的にストレスを感じる事はありません。もちろんUnityやBlenderなどをいじっている時も、同様にストレスを感じる事はありません。
PCの購入当初、メモリは16Gでしたが、すぐに32Gに上げました。Chromeがメモリ消費が激しいですし、PhotoShopが年々重くなっていっている気がしたので、耐えきれず32Gに上げました。メモリを32Gに上げた現在は、特に問題なく快適な作業環境です。
もし、動画編集や3Dムービーなどやりたい考えているなら、メモリももっと積んで、CPU、GPUももっとスペック良いのものにする必要があると思います。やってできなことはないと思いますが、快適な作業環境を求めるなら、スペックが高いものした方が良いと思います。
そんなにハイスペックなPCでなくても大丈夫
クリエイターはハイスペックのPCを使っていると思われがちですが、実際そこまでハイスペックなPCは使っていません。(動画制作や、ゴリゴリの3Dムービーとか制作している所は、かなりの高スペックPCを使っていると思います。)
私が以前勤めていたWeb制作会社でも、それほど高いスペックのPCを使っていませんでした。下手したら、自宅使っているPCの方がスペック的に良かったりしました。
会社によって違うと思いますが、私のいた会社のPCはだいたい3年~4年程度で買い替えていました。高スペックのPCを長い期間使うのでなく、そこそこのスペックのPCを3年~4年ぐらいで買い替えていくほうが、コスパ的にお得だと思います。
私のPCもそろそろ買い替えしようかと思っています。多分また『サイコム』で注文すると思います。その時はHDD-1(Cドライブを入れる用)をケチらずに、安くなってきたのでSSDにしようかと思っています。
クリエイティブ志望の方で、PCの購入を検討しているなら、BTOでの購入一択だと思います。市販の既製品のPCだと、CPUはまだしもグラフィックボード、メモリが貧弱すぎるのが多くて、ちょっと作業するのには厳しいです。強いて言えば、ゲーミングPCなら使えそうな感じでが、コスパ的にはBTOと比べると悪いように思います。
BTOで購入するなら個人的には『サイコム』がおススメです。パーツ毎にかなり細かく選べるところは、サイコムぐらいだと思います。パーツ毎に製造メーカーも記載されているので信頼できます。
WEBデザイナーに就職・転職するにはWindows?Mac?どっちが有利? │ MUKOLOG
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