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社畜WEBデザイナーだった頃の一日のスケジュール

私が社畜時代のWEB制作会社のリアルな1日のスケジュールです。

ご確認ください。

以前勤めていたWEB制作会社はいわゆるブラックな会社でした。

一応言っておくと、あくまでも自分が以前勤めていたWEB制作会社がブラックだったというだけで、まともな労働環境のWEB制作会社はいくらでも存在します。これからWEB制作業界へ就職、転職を考えている方は、ブラックな制作会社か、まともな会社かを上手く見極めれば、WEB制作自体は楽しい仕事だと思います。もしブラックなWEB制作会社に就職してしまったら、または今現在ブラックな会社にいる人は、イイことないのでなるべく早く逃げましょう!

WEBデザイナー、WEBディレクターの一日のスケジュール

以前会社員としてWEBデザイナー、WEBディレクターとして働いていた会社はいわゆる"ブラック企業"で長時間残業、休日出勤当たり前、もちろん残業代も休日手当、代休もなし!みたいな会社でした。社員数も少数の会社で労働基準法はまったく気にせず、会社というか社長の方針として「仕事が来たらどんな仕事でも受ける」式のやり方で常に仕事はパンパンの状態でした。

またボーナスもほとんどなく昇給もないような状態(入社前は当然ボーナスあり昇給ありと聞いていたけど…)なので、人を雇っても皆2~3年で辞めていくような状態でした。

上のスケジュールは特に繁忙期や納期間近という訳ではなく、いたって通常時の一日の流れです。

朝10時から始業で、途中1時間の昼食をはさんで夜の11時30分まで働くというスケジュールでした。この11時30分が自分の終電一つ前の電車に乗れるタイムリミットでした。(終電だと乗り換えの関係で普段の2倍近く家まで時間がかかったので避けたかった。)

途中午前と定時退社時間前にミーティングがあり、個々の抱えている仕事の状況の確認を行っていました。このタイミングで新たな仕事が増えたりします。定時退社時間前のミーティングで「明日までにやっといて」的な仕事が発生することは日常茶飯事でした。基本常に仕事は常に誰もがパツパツ状態でほぼ毎日何かしらの納期を抱えていたので、例え2~3時間で終わる作業でも突発的に発生すると、とたんにスケジュール的に厳しくなってきます。

帰宅するのは途中夕食を購入するためにスーパー等によると大体午前1時前になり、そこから夕飯を作って食べて風呂に入ると、何だかんだで3時頃になってしまいます。

夕食を食べて風呂に入ってすぐ寝る生活だと本当に仕事だけの生活になってしまい、自分的にはそういう生活はかなりのストレスで耐えられないので、当時は睡眠時間を削って少しでも自由時間を確保していました。

だいたい4時頃に寝て、朝の9時に起きて15分~20分で準備して家を出るような生活をしていました。大体睡眠時間は当時5時間ぐらいだったと思います。

恐ろしいのはこのスケジュールがごくごく普通の日、特に繁忙期や納期前というわけではないという所です。

繁忙期や納期前になると、なかなか電車では帰れなくなります。なんならタクシーで帰れるぐらいならまだマシなほうで、泊りや始発で帰宅なんて事になります。もちろん始発で帰っても始業時間に出社します。

2、3日泊まり込みで作業することもありますし、1週間で2、3日しか家に帰れない(もちろん土日も出社)なんてこともあります。会社のイスの上か、床に寝袋を引いて睡眠をとり、風呂は3日に1回ぐらいネットカフェでシャワーを浴びるというような生活です。少し余裕があればカプセルホテルで4時間ぐらい睡眠をとります。そういう日々が続くと、徹夜せずにタクシーで帰れた日は「今日はラクだな」なんて思うようになってきます。

こんな期間が短くて2週間、長ければ2か月ぐらい続きます。そしてこの繁忙期が年3~4回きます。

当然、案件が炎上すると突発的に徹夜になったりもします。

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WEB制作会社が"ブラック化"する原因

WEB制作会社がブラック化する原因はもちろん会社によって様々だと思いますが、主な原因として以下のようなものがあると思います。

➀ 会社の社風

「上司がいると帰れない」「先輩の仕事が終わりまで帰れない」そんな会社は結構あると思います。特に新人の頃は、アシスタントとしてついている先輩の仕事が終わるまで、「帰りづらい」なんて事はよくあります。

また、定時で帰ろうものなら「ヒマ」と見なされて仕事を突っ込まれたりします。結果、社員は牽制しあって定時で帰りづらい空気になってしまいます。

そういう会社は残業代も出ないので、会社としては残業が多い状態を是正する気もなく、「定時」や「残業」という概念自体が消し飛び、残業前提のスケジュールが組まれるようになってしまいます。

② 会社(社長)の方針

WEB制作会社はオーナー社長の会社が多く、社長の考えがかなり強く経営に反映されることがあります。労働基準法を俺流で曲解したり、なんなら労働基準法なんか一切気にしないタイプの経営者であれば最悪です。自分の会社がブラックだと認識すらしていな場合があります。残念ながらこのタイプの経営者は結構います。

このタイプの経営者のもとでは労働環境が改善されることはないでしょう。そもそも改善する必要を感じていないでしょう。

③ 取引先の質

取引先が「深夜労働上等!」な会社だと最悪です。必然的に取引先に合わせて残業せざるをえません。これは結構業界的な問題だと思いますが、誰もが知っているような大手の広告代理店が深夜何時だろうが気にしないので、必然的に制作会社まで深夜残業になってしまいます。(最近だと改善されてきているようですが…)

自分が若手の頃、深夜3時に先輩が打ち合わせとして某代理店に呼び出されていたのを見たことがあります。これは極端な例ですが、夜9時スタートの打ち合わせぐらいなら割とあります。

取引先が広告代理店だったり制作会社だったりする場合、結果的に夜遅くなりがちです。

取引先との関係も会社が上手くコントロールできればそれほど問題にならないのですが、会社としては全くコントロールする気もなく、ただただ現場に負担を強いる体制だと最悪です。

④ 人手不足

当たり前ですが、人がいなければそれだけ一人当たりの作業量が多くなります。

WEB制作会社は出入りが割と多い業界だと思います。特にブラックな所だと2~3年で人がバンバン人が入れ替わっていきます。当然そういう会社は慢性的に人手不足になってしまいます。最近だと「転職会議」など見ればリアルな会社の内情を把握できるので、採用募集したところでブラックな会社には、なかなか人は集まりません。結果、慢性的な人不足です。

転職会議

ブラックな会社はとっとと逃げ出したほうがイイ!

ブラックな制作会社はとっとと辞めて逃げ出した方がイイと思います。

会社からは「3年働かないと力にならない」とか「来年給料を上げるつもりだった」とか言われるかもしれません。また、「自分が辞めたら同僚に迷惑が掛かる」と思う人もいるかもしれません。

そんなことは一切無視して全力で逃げましょう。

「力がつく、つかない」は結局自分次第ですし、そもそも長時間労働で休日出勤が当たり前の会社だと自分で勉強する時間はまずとれません。正直、ブラックな所いる方が日々の仕事に忙殺されて「力」はつかないと思います。

WEB制作会社というか広告業界自体がそもそもブラックな体質です。なので、ブラックな労働環境は「当たり前」みたいな空気があったりします。ただ時代の流れ的にも、業界的にも年々ブラックな労働環境は是正されてきていると思います。

まともな労働時間で人間の生活ができるWEB制作会社はいくらでもあります。無名な会社でも有名な会社でも、まともな会社はいくらでもあります。逆にブラックな所も残念ながら結構あります。そのあたりは就職、転職の際に求人票や面接時に見極めていくしかないでしょう。

ブラックなところで働いて体や心を壊したら最悪です。たとえ体や心を壊しても会社は何もしてくれません。「この会社ヤバいな」と思ったら自分のためにも本当に早く逃げることをオススメします。

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