湿度の高い季節、マウスを使って作業していると、机についた腕の皮膚がベトベトして不快な思いをしていませんか?
そんなお悩みをお持ちの方向けに、自分なりの解決法を書いてみます。
机についた腕が不快
私はデスクトップパソコンを使って仕事をしています。仕事の内容はプログラムを書いたり、デザインを作ったりと、一日中パソコンに向かって作業しています。特にデザイン関係の仕事が立て込んでくると、一日中マウスを握りっぱなしで作業します。
他のデザイナーさんはどうしているのか分かりませんが、特にマウスを使ってデザインする時は、自分の場合は細かい動きができるように腕を机にくっつけ固定させて作業しています。手首から下腕の半分ぐらいまで、べったりと机につけて手首だけ動かすというような感じです。
湿度の低い寒い時期はいいのですが、湿気が多い梅雨から秋にかけての季節は、机に置いた腕がうっすら汗ばんでとても不快です。腕の内側の皮膚が弱いのか、もともとの自分の体質かわかりませんが、1時間も作業しないうちに机と接地している部分の肌が赤くなり、ちょっとムズムズしてきます。
何とかこの「不快感」を解消できないかと色々と試してみました。結論から言うとウォーキングや夏場の外での作業、スポーツ時に使う「アームカバー」が一番良かったです。
ただ、「アームカバー」にたどり着く前に他にも色々と試してみたので、参考までにその感想も一応書いておきます。
マウスパッドを使ってみる
自分はもともと一切マウスパッドを使わないせいか、マウスパッドを使うと作業がしづらく仕事に支障がでたので不採用でした。また腕の「不快感」に関しても、腕の接地面が机からマウスパッドに代わっただけで、あまり改善した感じはしませんでした。
タオルを引いてみる
机にタオルを引いて、そこに腕を置いて作業してみました。腕の不快感はかなり軽減されますが、なによりも頻繁にタオルがづれて作業がしづらく却下です。
デスクマットを使ってみる
机の上に敷くビニール製の透明なマットです。これは最初は良かったのですが、使っていくうちに皮脂や汚れのせいか、べとついてきました。ダメでした。デスクマットでもビニール製のモノ以外に合皮製のデスクマットも使ってみた事があるのですが、こっちはもっと悪く、すぐにべとついてダメでした。
アームカバーがおすすめ
「アームカバー」がどんなものか分からない方に説明すると、特に夏場など日差しが強い時に日焼け止めとして使う、腕につける袖状のものです。素材的にはナイロン製のものが多く、伸縮性があるものが多いようです。この「アームカバー」がこれまで色々試した結果一番良かったです。
「アームカバー」選びのポイントですが、まず素材は「ナイロン」系のものが良いと思います。ナイロン系のものだと表面がサラサラしているので、机に引っ掛かることもなく腕をスムーズに動かせると思います。
特にレディースに多いのですが、レース地やタオル地でつくられたモノがありますが、それらの素材のモノは作業するのには向いていないですし、ものによっては夏場に使うには暑いと思います。
また「アームカバー」を選ぶ際には、冷感仕様のものを選ぶと良いでしょう。基本的にアームカバーを使うのは暑い時期だと思うので、冷感仕様のモノにしておいた方が良いでしょう。自分も冷感使用のアームカバーを使っていますが、特に夏場でもアームカバーを着けていて暑いと感じたことはありません。
アームカバーは1,000円前後で購入できるので、1,000円程度の出費で暑い時期のパソコン作業が快適にできるのであれば安いものだと思います。
私と同じように、夏場の机のべたつきが気になる方にとってこの記事が少しでも参考になれば幸いです。