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失敗しないために!プログラミングの勉強を始める前に知っておくこと

2021/01/18

※ 本ページはプロモーションが含まれています。

プログラミングの勉強を始めたいけど、何から始めたらいいのかわからない?
プログラミングの勉強に挫折しないため知っておくべきことは?

そんな疑問や不安にお答えします。

プログラミング学習を始める前に必ず決める事

何を作りたいかを決める

あたり前ですがどのプログラミング言語を勉強するかを決めなければなりません。

なんとなくでプログラミング言語を選んで、勉強し始めると挫折します。

「これからAIが来るらしいからPython」「簡単そうだからHTML」そういう何となくの考えで勉強するプログラミング言語を選んではダメです。

まずは作りたいモノを決めてから、勉強するプログラミン言語を決めましょう。

作りたいモノは、なるべく具体的にイメージした方がいいです。

例えば、「スマホアプリが作りたい」ではなく「スマホ向けの○○のようなパズルゲームアプリを作りたい」というように、なるべく具体的なイメージを持ったほうが、プログラミングの上達スピードは速くなります。

「作りたいモノ」がプログラミングの学習を進める上での「目標」になり、自分の「到達度」になります。作りたいモノがないままプログラミング学習を始めると挫折する可能性が高くなってしまいます。

作りたいモノがどのプログラミング言語で作られているか調べる

例えばYouTubeポケモンGOなどの有名なサイトやアプリだと、ネットで「Youtube 使用 プログラミング言語」「ポケモンGO 使用 プログラミング言語」で調べると、どの言語、環境で作られたか出てきます。(ちなみにYouTubeはPython、ポケモンGOはC#(Unity)を使用しています

WEBサイト HTML/CSS、javascript、PHP
iOSアプリ Swift
Androidアプリ Kotlin、Java
業務システム C/C++、Java
機械学習 Python

もちろん作りたいものが具体的にどの言語で作られているか分からない場合もあると思います。そんな時は上の表を参考に、「どんなモノが、どの言語を使ってつくられているか」を調べてみましょう。

ちなみに上の表はあくまでも使用例の一部です。例えば、Pythonなどは機械学習だけではなく、WEBサービスの作成などにも使われます。Javaなどはスマホだけでなくデスクトップ向けのアプリの作成にも使われます。

会社で仕事としてWEBサービスを作る場合でも、どの言語を選択するかはそのプロジェクトごとに異なりますし、なんなら会社の方針によって使用言語が決まる場合があります。

その言語を使って他にどんなものが作られているか調べる

自分の作りたいモノがどの言語で作らているかがハッキリしている場合でも、そのプログラミング言語を使って他にどんなモノが作られているか調べてみましょう。

各プログラミン言語で実際にどんなモノが作られているか調べると、その言語がどのような用途に向いているかが分ってきます。

プログラミング言語によって、できる事できない事、向き不向きがあるので最初に確認しておきましょう。

「何を作りたいか」→「プログラム言語の選定」というこの過程は本当に大切ですので、時間をかけてしっかり調べましょう。下手したら一生に関わる決断になるかもしれません。

作りたいモノがないと挫折します

プログラミングの基礎学習はつまらない

正直言ってプログラミングの基礎部分の学習はとても退屈です。

初心者向けの入門本だと、「if文の書き方」や「メソッドの使い方」(←初心者の方は意味が分からなくてもOKです)みたいなことが、まるまる1冊分続きます。すごく退屈です。

初心者にとってプログラミングの入門本は、退屈なうえに何のためにこの説明をしているのか分からないので、かなりの苦行だと思います。

この段階で、つまらなくてプログラミングの勉強をやめてしまう人が多いようです。

何でもいいのでプログラムを書いてみる

プログラム学習に挫折しないために、学習の初期段階をなるべく早く脱出して、自分なりにプログラムを書き始めて、何でもいいので何か作り始めることをおススメします。

とにかく速く基礎学習を抜けることが、プログラミング学習の挫折回避のポイントです。

ただこの時点だと当然自分が作りたいモノが作れるわけではないと思います。

なので、最終的に作りたいモノの機能を限定したもの、作りたいモノの機能の一部を作ってみましょう。

例えば、最終的にスマホ向けのダイエットアプリを作りたいと思ったら、まずはカロリー計算アプリを作ってみたり、ToDOアプリあたりから作ってみたりするとイイと思います。

基本学習が終わって以降のプログラミングの勉強は、何かつくりながら分からない所はその都度調べながら進めます。

実際に何か作りながらその都度分からない所を調べていくやり方が一番力が付きます。

ある程度経験を積んだプログラマーが仕事としてプログラムを書く場合でも、何行かプログラムを書いたらネットで調べて、またプログラムを書いての繰り返しです。

もし作りたいモノがないと、ただ淡々とプログラミングの本を読んだり、Progateなどの動画学習サイトを繰り返し見るだけの勉強になってしまいがちです。

最終的には何のために勉強しているのか分からなくなって、プログラミング学習をやめてしまうでしょう。

特に作りたいものがない場合

プログラミング言語の需要を調べてみる

「プログラムができれば、フリーランスとして仕事がしやすいから」

「プログラミングができると仕事に困らない」

などの理由からプログラミングを学びたいという人もいるでしょう。

そういう人は実際のプログラミング言語の需要や将来性から、学習するプログラミング言語を選択するのもアリだと思います。
また入りたい会社がある場合は、その会社がどの言語を使っているか調べてみるのもイイでしょう。

例えばIT専門の転職サイトに登録して募集要項を見ると、どんな業務の会社がどの言語ができる人材を求めていて、具体的に給与がどれくらいかがわかると思います。そこからどのプログラミング言語を学ぶか決めるのも一つの手だと思います。

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PYPL PopularitY of Programming Language

上のデータは世界中でGoogle検索からプログラミング言語ごとに、どれくらいその言語のチュートリアルが検索されたかのデータになります。つまりどの言語が注目されているかのランキングになります。

このデータを見ると、世界的に注目度が高いのがPythonという事になります。

PythonはAI学習などに利用されることが多いため近年注目度が高く人気が高いプログラミング言語です。ですが、AI関係だけでなくWEBサイト、WEBアプリなども作成でき用途は広く、YouTubeやDropboxもPythonで作られています。

表の「Trend」は前年からの上昇率(下降率)を表しています。

2位のJavaに関しては、人気が下降気味という感じでしょうか。

3位のjavascriptというのはReact.jsやVue.jsなどのフレームワークも含めてのランキングだと思います。

javascriptは主にWEBサイト制作に使われることが多く、HTML/CSSと合わせて使われることが多いです。なので、

HTML/CSS/jQuery(javascript)の基本的なWEBサイト制作を学んだあと、キャリアアップとしてReact.jsやVue.jsなど学習するのもアリだと思います。(FacebookはReact.js、GoogleやAppleの一部のページはVue.jsで作られています。)

やはり作りたいモノを決めましょう

とは言え、「ランキング1位だからPythonを勉強する」みたいな決め方で、これから学ぶプログラミング言語を選択しても上達スピードは遅く、最悪挫折してしまうでしょう。

「作りたいモノ」は今後のプログラミング学習の目標、指針になるものなので必ず決めましょう。

いくら調べてみても自分が作りたいモノがなければ、多分その言語は自分に向いていないと思って他の言語に切り替えても良いかもしれません。

選んだプログラミング言語と、その言語の現実的な需要を比較して、その言語の学習を進めるかどうか決めるのもいいでしょう。

「作りたいモノ」がない人は、まずは「作りたいモノ」を探すところから始めてください。

初心者向けプログミング学習ロードマップ

プログラミング動画学習サイトを利用する

具体的に作りたいモノが決まって、学ぶべきプログラミング言語が決まったら、まずは「ドットインストール」「Progate」「Paiza」などの動画学習サイトをやってみることをおススメします。

初心者のプログラミング学習の挫折ポイントとして、プログラミングをするための環境設定だと思います。この環境設定は言語によってだいぶ難易度と言うか手間が違いますが、言語によっては経験者でも苦戦することが多々あります。当然初心者の方だと、ここでつまづきやすく挫折してしまうことも多いようです。

でも、上記のような動画サイトだと面倒な環境設定も必要ないのでサクサク学習を進められると思います。

上記の3サイト全部やる必要はないので1~2サイトやったら次のステップに進みましょう。

動画サイトを繰り返し何回も見る人も結構いるようですが、個人的には一度一通りやったら、分からない部分だけ再度見直せばいいかなと思います。この段階であまり時間をかけない方がいいでしょう。

初心者向けの本で勉強する

一通り動画サイトで学習したら、初心者向けの書籍を使って勉強してみましょう。どの本を買っていいのか分からない場合は、ネットで調べてみたりAmazonで評判を調べて購入するとイイでしょう。

完全に初心者であれば一番簡単そうで、絵や図が多い本を選んでみるとイイと思います。

一通り本を読んでみても多分いまいち理解できていないと思います。この段階で何となく分ったような、分からないようなぐらいの感覚で大丈夫です。

次に試しに本に載っているサンプルコードを自分なりに改造してみて下さい。そして、それに飽きたら簡単なサービスでもアプリでも自分なりに作ってみて下さい

多分最初は1行プログラム書くのも大変だと思います。その都度ネットや本を使って調べてみて下さい。それでもどうしてもプログラムが書けないようであれば、作ろうとしたモノが今の自分にはレベルが高すぎるので、さらに簡単なモノを作ってみましょう。

完成したら次はもう少し難易度が高いものを作ってみましょう。

これを繰り返しているとしだいに高度なプログラムが書けるようになると思います。

ある程度基礎的な部分の学習が終わって、さらに知識が欲しい場合はネットやYouTubeを漁れば色々と情報は得れますし、動画学習サイトの「Udemy 」などを使ってさらに知識の深堀りをしてもいいでしょう。

無料で学べる!Udemyのプログラミング学習に役立つ15講座

まとめ

プログラミングができるようになると、個人で仕事がとれるようになりますし、個人でもアプリやサービスを開発することができるようになります。会社もオフィスも必要なく、パソコンさえあれば生きていけるようになれるかもしれません。プログラミングは人生を変えれるレベルの能力だと思います。

近年特にプログラミングを学ぶ人は多いと思いますが、多くの人が何も作れず挫折してプログラミングをやめてしまいます。

個人的には、プログラミング学習の初期段階の「つまらなさ」が原因じゃないかと思っています。この基礎学習をサクッと終わらせて、実際に自分で手を動かしてプログラムを書く段階までいかに早く挫折せずに行くかが成功のポイントだと思います。なので、プログラム学習の基礎学習の段階ではあまり時間をかけずに短期集中で勉強することおススメします。

もし独学に自信がない人や、切羽詰まっている人、自分を追い込みたい人は、オンラインのプログラミングスクールもあるので、それも選択肢の一つとして考えてみてもいいかもしれません。

自分にあったコース、カリキュラムがあるスクールを選んでみるといいでしょう。

メンター制度あり。一週間の無料体験があるようです。
TechAcademy

マンツーマンでの指導。無料体験レッスンあり。
プログラミングのオンラインスクールのCodeCamp

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