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そろそろ転職を考えた方が良いWEB制作会社の特徴チェックリスト

2020/12/30

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・転職したほうがいいWEB制作会社は?
・もしかしてうちの会社ブラック?

そんな疑問を持っている人にお答えします。

自分は約15年間WEB業界にいて、これまで2社ほどWEB制作会社を経験してきました。
これまでの自分の経験や、同業者や元同僚などから聞いた話から、「転職を考えた方がいいWEB制作会社」をまとめてみました。

みなさんは幾つ当てはまりますか?

転職を考えた方がいいWEB制作会社

仕事が受託案件のみで、一つ一つの単価が安い

仕事が受託案件のみで、しかもその仕事の単価が安いと、必然的に薄利多売の経営になります。
WEBサイト制作の作業スピードをどんなに上げても、たかが知れているので、結果的に「給料が安く抑えられるか」「長時間労働」のどちらか、または両方にならざるを得ません。

就業規則がない

常時10人以上の労働者を雇用する会社は就業規則を作成し、労働基準監督署への届出し、社員へ周知を行なわなければならないことが労働基準法で義務づけられています。

「就業規則」は会社、社内のルールを定めたのもなので、それに従って労働条件、就業時間、給与などが規定されていなければなりません。逆に言うと「就業規則」がない、見れないということは、社内に明文化されたルールはなく、後々「聞いてた話と違う!」などのトラブルが起こる可能性があります。

そもそも、「就業規則」の作成と社員への周知は義務です。それがない会社は信用できないと思います。

経営者に具体的な事業計画がない

「全く何も考えていない」パターンと、「行き当たりばったり」パターンの2種類があると思います。
前者は「停滞」を生み、後者は「会社(経営者)に振り回される」ことになると思います。

事業計画がないという事は、昇給なんてもちろん確約できませんし、来年どうなっているかも保証どころか、想像もできません。

こういう会社で働き続けることは、自分の将来を「不安定」にすることになります。

「スケジュールの無理がきく」「安い案件でも受けてくれる」が会社のウリになっている

他社との競争のポイントが「速さ」「安さ」になると、結果的にそこで働いている社員が疲弊していくだけになります。

一度「速さ」「安さ」を売りにすると、「前もこのスケジュールでやってくれたじゃん!」「前よりも安く受けて!」なんてことになり、どんどん「短納期」「低予算」が加速していき自滅します。

会社としては新たに若い人間を雇えばいいだけですが、働いている身としては、体を壊して辞めるだけです。

経営者がWEB制作に理解がない

小規模な制作会社では経営者も同じように制作をするところが多いと思いますが、なかには全く制作に関わらない経営者もいます。まだWEB制作業務に理解と興味があればいいのですが、興味も大してないし理解もない、という経営者もいます。

こういう経営者からの評価や判断は、当然現場の作業者の納得がいくようなものではありません。結果的に経営者とそこで働く人間との間に溝が生まれてしまいます

そんな会社は人材の流出が止まりません。

WEB制作以外の別の事業に手を出そうとしている

これは私の経験ですが、今まで何社も潰れてしまったデザイン事務所、WEB制作会社を見てきました。大体その原因が、本業以外の事業に手を出すがうまくいかず、資金的に回らなくなって倒産、というパターンが多いように思います。

しかもなぜか「飲食業」に手を出すパターンが多かったです。ちょっと本業でうまくいくと経営者は「飲食業」に手を出したくなるようです。

毎年同じような仕事をしている

WEB業界は進歩が速いので、何年も同じような仕事をしている状態は「停滞」もしくは「後退」を意味します。しかも会社自体に、技術でも事業でも構いませんが、何か新しい事をやっていこうという空気がないと最悪です。

個人としても成長は見込めません。

取引先が1社に偏っている

これは単純に会社の経営として危険です。取引先が傾けば道連れで自分の会社も傾きます。それどころか取引先の担当が変わっただけで、発注量が激減するなんて事もありえます。

またパワーバランス的に、無理な発注でも断りづらくなり、なかなか厳しい状況になりかねません。

残業、休日出勤が当たり前になっている

要するにブラック企業です。クリエイティブ系の仕事は、「残業・徹夜が当たり前」みたいな事をよく言われますが、残業、徹夜、休日出勤を「当たり前」などと言う会社は単なるブラック企業です。

しかもそういう所にかぎって残業代は一切でないなんてことがあります。

もちろんクリエイティブ系の仕事は残業や、なんなら徹夜しなければならないこともあります。ただそれを「当たり前」みたいな感じの会社で働いていると、最悪体や心を壊します

残業や休日出勤を極力しない方針の、WEB制作会社も実際に多くありますし、そんな会社でもしっかり実績を出せています。

昇給もなければ、ボーナスもまともに出ない

昇給やボーナスがまともに出ないと、社員のモチベーション低下につながります。

そもそも入社時に「昇給、ボーナスなし」などの説明は聞いていないでしょうし、「昇給、ボーナスなし」なんて聞いていたら入社はしないでしょう。
でも実際に働きだすと、何だかんだ理由をつけて昇給やボーナスを渋ることがあります。こんな会社とは信頼関係は築けません。

そもそも経営者を信頼できない

WEB制作会社は少人数、小規模なところが多く、オーナー社長のところが多いでしょう。

そういう会社は、社長の意見が絶対的になり、ともすればワンマン経営になりかねません。
社長が優秀で尊敬でき信頼のおける人物であれば、全然問題ないと思います。しかし信頼できない人物だと、その会社で働くことは苦痛でしかないでしょう。

少人数、小規模な会社なら、社長から距離を取ったり、極力関わらないようにすることは不可能です。またオーナー社長ゆえ、社長が変わることはほぼないので、時間が解決してくれる問題でもありません。

まとめ

幾つ当てはまりましたでしょうか?

ブラックな会社にいると、なぜか自分がブラックな環境で働いていることに気づかないものです。
ブラックな会社でいくら頑張っても幸せになれないので、とっとと転職した方がいいと思います。

とは言え、なかなかすぐに転職活動を始めるの難しいでしょうし、不安だと思います。

そういう人は、とりあえず転職サイトを定期的にチェックすることをオススメします。
最近の「転職会議」のようなサイトには給与や待遇だけでなく、職場の雰囲気や口コミなどリアルな情報も掲載されています。
同業他社の口コミだけでなく、自分が働いている職場の口コミも合わせて確認してみましょう。

ブラックな環境にいると、案外自分の職場がブラックだとは気づきにくいものです。

今の自分の職場を客観的に見れる視点を常に持っておくことは大切なことです。

転職会議

日々の仕事に忙殺されてしまうとなかなか自分の状況を客観的に見れなくなってしまいます。真面目な人は、「給料が安いのも、仕事で毎日終電なのも、自分の努力が足りないからだ」などと思っているかもしれません。
そういうマインドだと、経営者にとっては都合がいいかもしれませんが、遅かれ早かれ精神的にも肉体的にも、まいってしまいます。

ブラックな会社からはとっとと逃げましょう。

まずは「いつまでに転職する」と密かに決めるといいでしょう。

例えば「1年後にこの会社を辞める!」と心に決めて生活すると、日々の生活が途端に充実したものになります。自分の中で色々と1年以内にやるべき事が見えてきて、自分のために生きているという実感がでて、生活にハリがでてきます。

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